前回、旧ブログ内でご紹介した現在進行中の車両関連計画のひとつの『つづき』。
前回までのアラスジ。。
5年前にエンジンが掛からなくなって以降、修理着工の目処が立っていなかったSRが
、新たなオーナーを獲得して再び走れるように復活して行く様をリアルタイムドキュメンタリーで綴ります。。。笑
※作業は全て【MC FUNNY】さんによるものです。
まずはエンジン不発の原因を探る。
キックアーム下ろしてもほとんど圧縮が掛かって無いので腰上バラシ決定・・・。
エンジンをフレームから降ろして腰上ご開帳、
ピストンリングはもちろん錆付いていた。。。
腰上を開けたついでに気になるところ全てを新しくしたい気持ちに駆られるけども、
予算が幾らあっても足らなくなるので使えそうな物はなるべく使いながら進行。
バルブガイドにガタが出ていてバルブからも相当圧縮が抜けていた。
ヘッド周りをリフレッシュする間に、SRの泣き所の一つ、スイングアーム・ピボット抜いてグリスアップ(抜けて良かった。。。)
リアのホイール周り全て、ブレーキペダルシャフトもリファイン。
ステムもオーバーホール、
アンダーブラケットに折れ残っていたボルトも抜いてフロントフォークのオーバーホールも待っています。
なるべくセーブしながら進めていく予定だったのが、結果的には殆ど全部に手を掛ける事になった。
そこは、安心して乗れるしっかりした車両に仕上げる為。。
オーナーはこのSRの『ヤレタ感じ』が気に入っているということで、
外装の磨き出し等はやらないと思うのでパッと見た目には『ヤレタSR』になるんだろうと思うけど、
肝心の車体構成部分は殆ど全てに手が入ってるので、かなり『素性の良い』SRになると思います。
ココからは写真メインでスパスパっとご覧になってください。
ピストンピンに塗られているのは組み付け初期の噛り付きや焼き付を防止するモノ。。。ヌカリナシです。。
無事フレームに搭載完了。
この次はフロントフォークのOHに移行していきます。
今回この『出戻り娘』のオペには割りと立ち合えているので復活のトキが待ち遠しいです。。
このオペと平行して【SSSC】のプロジェクトとしてワタクシの3号機の作業もしてもらってるので、本当に毎日のように【MC FUNNY】さんにお邪魔してます。スミマセン。
車検とって再び走れる日が徐々に見えて来そうです。
SS JIN