バイクの乗っている人、好きな人は、それぞれたぶん
『好きな角度』があると思いますが、
ワタシはこの角度が好きです。
『乗って、走り出した時のことを想像するアングル』
この角度からバイクを見たときに無意識的に、
ハンドルに手を伸ばした時の感じを想像しちゃいます。(こうやって、改めて文字に起こすと”ムッツリ”っぽくて変ですね・・・笑
因みに、、この”2号機”CD125Tのハンドルバーは純正ではないのですがハンドル位置はだいたい同じ。
それを少し前に倒してます。
車格は小さいのに加えて、持ち主が大きいので(苦笑)ポジションが窮屈にならない為と、
ベントプロセス(ハンドルバーの曲がり方)が、『一度前に逃げる』タイプが好きだからでもあります。
40,50年代くらいまでの英車に多いですが、国産車に比べると
すごく複雑なベントプロセスしています。
そういった理由で前に少し倒してますが、『鬼ハン』状態にならない位までに収めてます。(笑)
同じアングルのエストレヤ。
ワタシのエストレヤは以前どこかでも書いたとおり初年度もの
なので本来サドルシートです。
この、サドルシート型の純正ハンドルバーが秀逸!
上に書いた『一度前に逃げる』タイプをカワサキさん、よくぞ作ってくれました!
ワタシはこのハンドルとダブルシート(前後一体型のシート)の組み合わせが大好きです。
ポジションもいろんなシチュエーションでちょうど良い所に纏まってます。
因みに、純正よりも少し幅広にしてあります。
肩幅よりも少し広い感じでつくってます。
もうひとつの『好きな角度』は、
タンクエンドとシートトップの”クビレ”です。
ここからエンジンが見えるのが好きですね!
エストレヤのタンク、シートはグッと絞り込んである上、
フレームも絞り込んでいるので純正のままでも最高にクビレています。
もともと、メグロをモチーフにデザインされたから偶々こうなったのか、
狙ってこうしたのか、正直なところを開発者の方に聞いてみたいところですが
とにかく結果最高です!笑
日本車の殆んど(ほんとうに最近の置いといて)は直線、平面が多いデザインなので
このクビレが無いのが多いのですが、
クラッシックバイクの外見上の特徴のひとつに”凹凸の大きさ”があります。
『クラッシック=正解』というのではないけど、
クラッシックに感じる魅力を自分のバイクに注入する事は悪い事だと思いません。
ということで、ワタシの2号機、CD125Tのシートを製作する際に、
『シートトップの絞込み』やってみましたが
なかなか巧くいったと思います。
タンクは純正のままなので絞込みは無いし、フレームもストレートなのですが
シートトップを絞り込む事で『クビレ』感を出せたと思います。
これを読んで頂いている皆様にも、それぞれお気に入りの『アングル』があると思います。
今回はワタシの好きな『アングル』について書いてみましたが、
改めて書くとなんかちょっと『気持ち悪い』感じもしましたが、(苦笑)
普段何気なく、無意識的に見ている物や景色、
改めて気にしてみると面白味を深める事があります。
バイクに乗る事で、日々の彩が増えるとイイですね!
SS JIN