Goggle…

Goggle、
ゴーグル。
googleと打とうとして間違えた訳ではない。
目に掛ける物。
日本語訳すると眼鏡である。。
現在、我らの周りで最もポピュラーな形、スタイルの下の写真のようなタイプのゴーグル、
元は飛行機乗り用の物。
Aviator Goggle.またはPilot Goggle.
当時の日本では『航空眼鏡/こうくうがんきょう』

なので、『ゴーグル』=『眼鏡』

そんな話がしたいのではなくて、

Goggle (Aviator Goggle)...
Goggle (Aviator Goggle)…

バイク用のゴーグルの形としてもだいぶ世に浸透したこのスタイルのゴーグル。
この形は、元はRAF(イギリス空軍)のパイロット用ゴーグルが元になっている。
↓ RAF MK-VIII(MK-8) Goggle (画像はネットからヒッパタモノ)

RAF MK VIII Goggle
RAF MK VIII Goggle

現在一般的に【MK-8】と呼ばれてるタイプの元。ww2(第二次世界大戦)時のもの。

これのように、レンズが2枚、貼りあわされたタイプのものを『四眼・よんがん』レンズと呼ぶ。(両目で4枚のガラス使用してるから)

で、上の写真の黒いのは、私の私物なのだけど、
これはズーッと最近ので90年代初め辺りのメーカー不明の日本製の物。

だいぶ壊れかけだし、レンズが本来ガラスなのだけどこれは強化アクリルだし、
ゴムは伸びきってて使いモンになんねーしな
ほぼゴミの状態で転がり込んできて、最初捨てちゃおうかとも思ってたのだが、

よく見るとフェイス部分はちゃんと本革、内側はご丁寧にスウェード使用で手抜かり無しな創り。

好きなタイプのゴーグルはいくつあっても困らないので、
時間あるときにコツコツ修理することにした。

基本的に、ゴーグルは、メットにつけたまんま。。
付け替えたり着替えしたりなんてオシャレな事はしない。。ただ不精なだけ。

それが20年位前。

んで、このメーカー(出生)不明のゴーグルが、たまに非常にイイ働きをする!
上にも書いたとおり、『レンズが本来ガラスなのだけどこれは強化アクリル製』

ここ数日、横浜も『スゲー寒い』!!!

ふだん、雨とかホコリとかが酷い時じゃないとゴーグルを下ろさないのだけど
こんだけ寒いときには流石にゴーグルします。。

そのとき!

このアクリルレンズが役に立つのです。

これがちゃんとしたガラスレンズだと、曇りが酷くて使い物ならないことも在る。
こんだけ寒いときの雨やまして雪は、レンズを冷やして内側がすごく曇る。
雪は、レンズに付着して、しっかりとレンズを冷やしてくれちゃうのでもう大変。。

これまで酷い目に何度逢った事か。。。。
なので、バイク乗りとしては、雪は本当に嫌い。。

このゴーグルのアクリルレンズは、厚手で外気の影響を受けにくいの。
そのお陰で先日の雪もなんとか大丈夫!

物は大切に。。

無名の物にも善いものは在ったりするのです。

そんなハナシ。

SS JIN