以前の記事《5年の眠りから目を覚ませ!其の2》からの続き。
エンジン組上げ、フレーム搭載の後はシャーシ部各部のオーバーホールへ、
ステムベアリング、フロントフォーク、前後ホイールベアリング等、稼動各部も念入りに手を入れて組み上げ。。
一つ一つの作業を、確実、堅実に積み上げていってリファインされて甦りました。
が、『外観は、このヤレた感じが気に入ってる』とのオーナーの希望なので、磨き出し等一切せず、ほんとうに『ヤレたまま』です。笑
さすがにエンジン、足回り等ほとんど全部にシッカリと手が入ってるので、エンジンノイズは全然無いし、走りも至極スムーズでとても見た目から想像できないほどの仕上がり。。
おおもとはワタクシの1号機であるSRのクローンモデルのはずだったのが、1号機よりも格段にリファインされてて、ちょっと羨ましいくらいです。苦笑
近い将来ワタクシの1号機もエンジンやらなきゃだなぁ。。汗
やはりエンジン不発からの年間の長きに渡る冬眠からここまで復活させるには結構な努力が必要でした。
バラして行くほどに手を入れなければならない箇所が見つかって、その度々に予算や時間的な事との兼ね合いのバランスを悩んだり、単純に『コスト』だけ考えればとても『非合理』な今回の復活劇ですが、『思い入れを込める』という、ある意味、バイク乗りに一番大切な一面を注ぎ込んで仕上がった一騎(一台)。
ワタクシは日頃から、全ての物に思い入れは宿せると信じていますが、まさにそんな一騎になったと思います。
どこかのカード会社のCMのコピーじゃないですが、これぞ『Priceless』ですね!
これから最高の季節がやってきます!
皆さんそれぞれ思い入れ込めた愛機での『Bike Life』を影ながら応援したいと思います。
SS JIN