Loungeイベントの意味

2006年のスタートから”Yokohama R&R Lounge”と銘打って
『ラウンジスタイルのイベント』を謳ってきた【LET IT ROCK】

 

June.07.2014【LET IT ROCK】

 

June.07.2014【LET IT ROCK】

ここで「そもそも【LET IT ROCK】のいう『ラウンジスタイル』って?」というところを。

『Lounge/ラウンジ』とは、
ソファやテーブル等がありゆったり寛ぐ事が出来るスペースの事。

【LET IT ROCK】スタート当初の会場、《flava/フレイバ》2Fもソファやテーブルを備えた会場で
音楽、飲み物、食べ物を愉しみながら、会話したり踊ったり、その雰囲気自体を愉しむイベントだった。

June.07.2014【LET IT ROCK】

そういうイベントを始めようと思ったのにはいくつか理由が在るのだが
一つは、一般的に『Rock&Roll』『ROCKABILLY』という世界感は
『好きな人達の世界、イベント』という状況に一石を投じたかった。。

そのために、既に『R&R好き』、『ロカビリー好き』で無い方々にも
触れるきっかけになるような場を創りたかった事。

もう一つは、

もっともっと前。

今では一部で『伝説化』している
《ACE CLASSIC/エースクラッシック》でのライブでの一コマ
あるミュージシャンがギター弾き語りソロを演じている時のこと。
ワタシと一緒に居たツレはそのライブがとても良くて聴き入っていたのだけど
周りのお客さん達は思い思いに会話していて集中して聴いている人がほとんど居なかった。

それが、非常に残念に思えて、尚且つ自分が聴くのにも邪魔に思えて、
ムカッと来たのでしたが、、よくよく見てみると、
会話しているその顔が皆イイ顔している。
普段の愚痴や不満の話題だったら、こんな表情で会話しないだろう。。

皆、楽しい会話をしているんだ。

小さい会場でしたが、その会場中、皆が皆そんな感じ。。

これはちょっと衝撃を覚えた出来事でした。

聴き入ってはいない感じなのだけど、確かに届いていて
結果として、皆がみんな、愉しい空気に包まれてる。。

正直に驚きました。「こういう事もあるんだな」っと。。。

その後も、同じ状況を何度も目の当たりにした。

ミュージシャンは同じ人。

そのミュージシャンのライブは、聴き入らせる!っていう、
『リキミ』が全く無い。
でも、空気中に自分の世界は展開していく感じ。

それが、皆が思い思いに愉しい空間を過ごす事に繋がっていってるんだろうと思った。。

そういう愉しみ方、良いなと。

【LET IT ROCK】が『Lounge Style/ラウンジスタイル』に拘るきっかけになっている出来事です。。

"Miu's Jive Lesson" LET IT ROCK

因みに、
その時《Ace Classic》で演じていたミュージシャンが
のちに【LET IT ROCK】で『Street Style SOLO Live』として
レギュラー出演していた【Jun Masuzawa】で、
一緒に観ていたツレは後の【SLAP SPEED】Staffです。

そんなイメージを根底に持っているので、
【LET IT ROCK】も非常にゆる~く、、決して『ビシッと決めた』雰囲気のイベント
にならないのだろうと思います。良くも悪くも。笑

"Jun Masuzawa" Live at "LET IT ROCK"
“Jun Masuzawa” Live at “LET IT ROCK”

本当にカッコイイものは、『決めなくてもカッコイイ』でしょう?
普段、仕事とか社会とか、そういう日常の中で頑張っている人たちの
息を抜いて、気張らずに愉しめる、上質な空間にしたいなと。。

そういう気持ちをこめて『Yokohama R&R Lounge』なのです。
気が付けば、横浜で『Rock&Roll』『ROCKABILLY』をメインテーマに掲げて
毎月固定の定期イベントとして最古参になっていました。

しかし、そんな事は一切気に掛けず
これからも、本当の意味での上質な寛ぎ空間を求めて続けていこうと思います。

今後も毎月第一土曜日は京急日ノ出町【Chat Noir/シャノアール】で

旧会場《flava》時代

SS JIN